2023.08.03
深谷班の論文がScience Advancesに掲載されました。
本総説論文では、近年のライブイメージング解析から明らかとなってきた転写バースト制御に関する最新の知見について概説しています。特に、エンハンサーが転写因子やMediator、Pol IIを呼び込む「ハブ」として機能することで、個体発生における動的かつ柔軟な転写制御に寄与しているという新たなモデルを提唱しました。全能性の獲得やその消失過程における転写制御メカニズムの理解に貢献するものと期待されます。
(東京大学・深谷 雄志)
Enhancer dynamics: Unraveling the mechanism of transcriptional bursting
#Fukaya T.
Science Advances Vol 9, Issue 31, 2 August, 2023. doi:10.1126/sciadv.adj3366